Kuersfuersdamm、日本で言う東京・銀座にあたる場所に店を構えていて、周りはブルガリやロレックス、BMW等のそれぞれの店の前にガードマンが立っているような高級ブランド店が軒を連ねます。

ドイツでは国家眼鏡師の資格がないと店を開けない一方、一人でも開業資格をもっていれば良いので、あとは徒弟を雇って店を回すことが多い中、このお店はなんと4人のマイスターと一人のフランス国家眼鏡士が在籍するという贅沢仕様。オーナーがメガネ好きのお医者さんで、まあ余裕のある方なのでこんな経営の仕方が可能なのだそう。
置いてるフレームは、「品質と価格にこだわると、このあたりのブランドになるよね」という感じでナルホ堂でも取り扱っているブランドが多数ある中、リンドバーク(軽くて丈夫なのがウリ)なのに重い18金素材のフレームも置いていたりと(傍から見る分に関しては)中々面白い品揃え。

可哀想なのが従業員からはオーナーの趣味が酷評されてて、ちょくちょく「なんでこんなの仕入れたんですか」といわれていること。まあ、「このフレームにこの値段出すのはちょっと」、「機能が良いのはわかるけど、デザインが・・・」と思ってしまうような物をちょくちょく仕入れているので擁護はできないのですが。
ともあれ、マイスターの方々は皆優しい方ばかりなので、少しでも多くのことをこの「Die Brille」で学んでいきたいとおもいます。
2015.03.08